自動詞にも他動詞にもなる動詞

同じ動詞の単語でも、その使い方によっては自動詞にも他動詞にもなるものがあります。

自動詞にも他動詞にもなる動詞のいろいろ

This type of TV is now selling well.
「このタイプのテレビが今よく売れている。」

ここでの sell は、「売れる」という意味で自動詞になります。

The store sells anything you need.
「その店は必要なものは何でも売っている。」

この場合の sell は、他動詞として使われているので、目的語である anything の前に、前置詞は使いません。

Judy wrote to her mother about her new life.
「ジュディーは、自分の新しい生活について母親に手紙を書いた。」

この write は、「手紙を書く」という意味で自動詞となり、「人」がその後ろにくる場合は、前置詞 to が必要になります。

Judy was writing a letter at that time.
「ジュディーはそのとき手紙を書いていました。」

この場合の write は、他動詞として使われているので、目的語である a letter の前に前置詞は必要ありません。


その他 hear や call のような簡単な動詞にも、上記のように自動詞になったり他動詞になったりするものがたくさんあるので、その都度気がついたら確認し、その使い方の違いを覚えていって下さい。

I've never heard about that wired story.(自動詞の用法)
「そんな変な話は聞いたことがないわ。」

Do you hear me, Bob? (他動詞の用法)
「ボブ、私の言うことが分かっているの。」