impolite rude の意味と用法

意味内容

impolite と rude は、共通の意味として、「失礼な、無礼な、無作法な」などと訳される類義語です。

この2つの大きいな違いとして impolite は、主に過失的な形で失礼な言動を取ってしまうのに対し、、rude は故意的に失礼な事をしたり言ったりするところでしょう。

rude も、無意識に失礼な言動を行うような場合に使われることがありますが、より不快感を与えるような場合に多いかも知れません。

したがって、故意でない場合であっても、どちらでも問題なく使えることがあるので、その前後関係から考える必要があるでしょう。

impolite < rude といった感じです。

例文と用法

■それぞれの単語を例文を使って考えてみましょう。

A: I was reminded to take off my hat in a house the other day.
先日、家の中では帽子を取るように注意されたよ。

B: You know, we concider it impolite to wear a hat indoors in Japan.
いいかい、日本では室内で帽子を被るのは失礼だと考えているんだよ。

特によその国の習慣やしきたりは、知らないことが多いので、こういった場合は無意識にその習慣を守らなかったりすることがあります。したがってこの例文では impolite が良いのではないかと思います。


A: Naomi always ignores me when I say hello to her.What do you think?
ナオミはいつも僕が挨拶をしても無視するんだ。どう思う。

B:Yeah, she's putting on airs. it's very rude of her.
ああ、あの子はお高くとまっているからね。本当に無礼な子だよ。

この例文でも impolite が使えないことはないでしょうが、故意であまりにも他人に不快を与えるような言動には rude がよりしっくりくるような感じがします。


A: Mind your manners. Burping in public is impolite/rude.
マナーには気を付けてね。人前でげっぷをするのは失礼だよ。

B: Oh, how about slurping noodles?
ああ、じゃあ麺をすすって食べるのは?

A: It's not impolite/rude in Japan.
日本ではそれは失礼じゃないよ

B: I see, but I never fart like you in front of people.
なるほど、でも僕は君みたいに人前でオナラはしないよ。

burp げっぷをする
slurp 音を立てて飲食する

マナーは国や地域によっても違うので、一概にこれらの行為がどれほどの失礼・無礼にあたるかも違ってきますね。